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並倉について

並倉について

橋ぎはの醤油並倉
西日さし
水路は埋む臺灣藻(ウォーターヒヤシンス)の花

白秋が詩に詠った「並倉」は、明治3(1871)年から続く鶴味噌醸造の今も現役の味噌蔵です。
大正初期(1912年~1918年頃)の建築で、赤いレンガ造りの蔵が3棟並び、柳川の観光名所のひとつにもなっています。
以前は、汲水場が併設され、掘割の水を引き込んでいました。

並倉

すぐ裏を流れる掘割にその姿を映す光景や、青空と赤い並倉の対比。
夕暮れに染まり赤さを増した際には、美しさと懐かしさを感じられ、多くの方々に愛されてきました。

並倉

柳川の歴史的景観形成に大きく寄与しているとして、平成12(2000)年には3棟夫々が国の登録有形文化財に指定されています。

すぐそばにかかる壇平橋(だんぺいばし)は時代を感じさせる趣ある木橋で、映画のロケにも使われました。
この橋から眺める並倉の光景もまた格別で、柳川に訪れた際には是非足を運んでいただきたい場所になります。