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味噌の知識

味噌の知識

味噌の原点は中国から伝わった醤(ひしお)を起源とし、日本独自の製法によって今日の味噌が生れたと言われています。

鎌倉時代の武士の食事は一汁一菜。
1日5合の玄米ご飯に、味噌汁と魚の干物という献立によるものだといわれています。
玄米でカロリーを、干物からカルシウムとたんぱく質、味噌で栄養を補給することができ、日本人の食の基本として受け継がれています。

室町時代には今と変わらない味噌汁ができあがり、庶民の食事に浸透していきました。
それまでの味噌汁は粒々を残したままで、調味料かつタンパク質補給のために大豆を食べるようなものでした。

今に伝わる味噌科理のほとんどが、このころから造られ、日本の食生活に欠かせない存在として親しまれてきました。